2024年8月7日水曜日

MBP Retina macOS Monterey Update Failure

 2015 early Retina 13 inch MacBook Proを使い倒している。バッテリーは2度交換しているし、内部SSDも1TBに変更している。先日1TBに変更したときTime MachineからリカバリーしようとしてもできなくてMonereyをインストールするのに散々難儀したことを忘れて、マイナバージョンアップのお知らせにいとも考えなしにポチっとしてしまった。時間はかかるから絡新婦の理などを読みながら待つ。と、全然終わらない。本も読み終わるわけがないが、朝初めて夜になってしまった。一晩ほっておいても変わらなかった。バーが途中で止まったまま動かない。

以前やったように新規macOSリカバリインストールやリカバリーを試しても途中で止まる。データはテンポラリのものしか乗っていないのでデータ領域全部いってまっても最悪構わないが、なるべく取っておきたい。そこで思いついたのが外部ディスクにmacOSインストールして、その後ディスクユーティリティーのディスクの復元げコピーしてごまかすことを思いつく。ラッキーなことにこれがうまくいき、現状事なきを得ている。

多分ディスク領域が1TBもあるからおかしくなったのだろうな。安易にアップグレードはしてはいけないな、と反省。でもすぐに忘れるんだろうな。

2024年4月26日金曜日

ブルー・モーメント

気候やら地震やらの名前はよく目に耳にするが、気象の方は、まあ現業としての気象予報以外ではあまり聞かない。ましてやドラマでは扱われないような気がしているが、今回そういう方面ということで、地物出身としてはちょっと気になる。ばっさーの独特の演技も懐かしいのでちょっと見てみた。

冒頭にいきなりプログラムコードが出てくる。おお、スーパコン屋さんとしての血が騒いだ。一見してはわからない、ポーズにしてよくみると、継続行の「&」!おお、これは懐かしのFORTRANではないか。4次元配列、これは時間と空間の座標を示す。ただDOループ内にIF文があるのがスパコン向きではない。パソコンで後処理のためのコードなのか。でもそれだとFORTRANにする意味がない。とまあ、いきなり??が並ぶ展開。まあこんなことは一般視聴者には関係のないことだろうけど、業界人としては気になってしまう。ガリレオなんかでも出てくる式を見るとああこれはなんとかの式だなとか、より楽しめるところが楽しみの一つ。

あとの方にもコードっぽいものが出てくるけど、これは中を見るとcatやらawkやらでているので、Shellスクリプトなのかな。使ったことないけどZ shellなのかな。今だにtcshをメインに使っているのでBashまでかな、わかるのは。

内容については数学の天才も、気象も、あまり関係ないやん、と思ってしまった。

関係ないけど、気象庁のスーパーコンピュータはどんなのを使っているのかきになったので調べてみた。昔から気象庁の数値予報に使うコンピュータと気象研究所の研究に使うコンピュータは別に用意されていて、昔はHITACつまり日立のがよく使われていた。一時期研究所にNEC SXが入っていたが、現在は富岳効果か、FUJITSUのが両方に使われている。SXが入ったときは気象研の人たちは喜んでたらしいけど、今はやはり「Intel入ってる」が強い。富岳はSparcだったと思うが。

最後のシーンではふたりがもんどり打って転がっていたヴィジュアルは一見自然だった。でもこのくらいの状況なら一歩さんならひとりで担いできちゃうよね。

2024年3月22日金曜日

錦織選手、ウェルカムバック

 ATP1000であるマイアミ・オープンに錦織圭が帰ってきた。去年は手術後で戻ってきていきなりチャレンジャーで優勝した後、ATPにでていきなりベスト8。すげーとおもったけど、これまでかもにしてきていたフリッツに対し、あまり動けてなく、負けたが、案の定怪我していた。

このときと同じような動きで今回の試合は終始していたようだ。ほとんど無理せずに際どいたまには動かなかった。見ていて歯がゆかったが、やはり去年の調子良すぎて膝をやってしまったので、怖いのが大きいのだろう。

足指の手術した後に、いきなりUS Openで準優勝したり、手首やった後、戻ってきたらあっという間にFinalのメンバーになっていたりと、常人離れしていた彼も三十路中頃、徐々に上げていくのだろう。無理せずに戻って行ってほしい。

昔ローズウォールは39歳でジミー・コナーズについで世界ランキング2位になっていたし、フェデラーも然り。彼のブレーなら40歳でもできるはず。

2024年3月4日月曜日

宇宙は「もつれ」でできている

 掲題のブルーバックスを読み終えた。一応物理学科の卒業だが、量子力学は4年生までしか勉強はしていない。メシアとかシッフとか読んでたけど、なんかピンときていなかった。使わないのでその後ほったらかしにしていたが、22年にノーベル物理学賞を取ったのや、量子コンピュータの話題が巷に結構出てくるので気になっていた。そこでちょっと「もつれ」の触りを知りたいと思い、ブルーバックスに手を出した。

アインシュタインの言ったとされる「神はサイコロを振らない」という言葉は有名だが、それは量子力学を理解できなかったからというコンテキストで使われることが多いし、そう思っていた。ところがニュアンスは、まだ疑問点が残っているからコペンハーゲンの人たちの量子力学は未完成だ、と言う事だったようだ。それがまさしく「もつれ」だったのだ。ニールス・ボーアらはEPR論文を無視してちゃんと答えようとしなかったため、アインシュタインらはまだちゃんとしてないと思ったのは無理もない。ただそう思っていたのがアインシュタインらだけでなく、シュレーディンガーやボーム、ド・ブロイもだったところが意外だった。

「もつれ」の思考実験はベルの不等式となって計量できるようになり、実験でそれが破られていることが確認されたので先程のノーベル賞になるわけだが、このことがまさにアインシュタインが確認したかったことのようだ。

実験で確認されればアインシュタインも納得せざるを得なかったと思うが、死んでしまったのでわからない。しかし、量子の世界は奇妙奇天烈。

本を読む途中でエポックメイキングな論文についてググると、ほとんどが無料でPDFが手に入るようになっていたのがうれしい。先のEPR論文も手に入り読むことができる。本によるとこの論文はアインシュタインは執筆には関わっていならしいところが面白い。アインシュタインは他の人なら論文にするようなアイデアも議論はするが論文にはしなかったらしい。またこの頃は英語ができなかったためもあるのか、勝手にポドルスキーとローゼンが論文にしてしまったらしい。ありえないよね、おもしろい。内容はわかりやすかった。

量子力学の世界で昔からこの件には関わるなと言われてきたこのEPR問題が明らかになった今、量子コンピュータや量子通信という形で「商用」化ができそうになったことで、大手を振って研究者が集まってきている。なんか新しいアイデアが浮かんだら同時に世界中で3人はそれに気がついているから速さが鍵と言われる最先端の世界でしのぎを削ってこの問題に取り組んでいる大勢の人がいる。今現在は無理そうだけど、そのうち実用化されるのかなあ。それまで生きてるかなぁ、俺。

2023年10月17日火曜日

The First ATP Tour-level VICTORY

 望月慎太郎選手がやっと20才で、ATP Tourレベルでの初勝利を上げた。本当に長かったと思う。ジュニアでウィンブルドン優勝を果たし、非常に期待されていた中でなかなか勝利に繋がらなかった。インスタで流れてきてそれを知った。

で、ちょっと調べたところ、Nadalって15歳で勝ってるんだね。驚き。でも初優勝までは19歳までかかった。

そして、錦織圭選手はどうかというと、2007年7月にRCA選手権で初勝利を上げその勢いでベスト8まで登っていった。ということで、17歳と6ヶ月で初勝利を上げている。その後、18歳1ヶ月でデルレイビーチ選手権で優勝。すごいこと。

今、改めて彼の業績やプレーを思い返すに、あのビッグ4が君臨していた中で、最高位4位まで上がり、常にトップ8に入っていたあの何年かは本当にすごかった。最近若手が台頭してきているけど、やはりあの頃の試合と比べると、どうしても見劣りがしてしまう。本当にすばらしい21世紀初めのレジェンドたち。

2023年10月2日月曜日

The "The Princess Bride" quote in "Unsettled" by S. Koonin

 最近、というか昨日からぼちぼちこの本を読みだした。邦訳は「気候変動の真実」。ちゃんとした物理学者らしい方が書いたこの本に興味を持ち、図書館で借りてきた。

中身についてはまだまだ序盤だけしか読んでないけど、日頃思っていた「温暖化教」化したこの風潮に違和感しか感じていなかった私にはちょっとうれしい印象を受けた。

その中身とは関係ないところで気になって調べた事があるので、せっかくなのでここに書いておく。

気候とは全く関係ないセンテンスが妙に気になって調べた。それは「はじめに」の第3パラグラフで出てくる、”「科学」が言っているのはそういうことじゃないと思う”というところだ。これは訳者によると「プリンセス・ブライド・ストーリー(The Princess Bride)」のセリフの一節の引用だとのこと。これは一体どういうものなのかが気になった。

なかなかググっても出てこないので難儀したが、このクーニンさんの講演会の紹介文があってそこ書いてあってわかった。

映画を見てないので説明はできないが、Vizziniがしょっちゅう"inconceivable"という言葉を使っていて、それに対し、Inigo Motoyaが辟易して、"You keep using that word. I don't think it means what you think it means"といったこれを引用していたのだそうだ。なるほどね。訳者によると一時期これは巷ではやっていたのだそう。

2023年8月4日金曜日

気候変動と国

気候変動は万年のオーダーで起きている。寒冷化が進むと動物もホモ・サピエンスは温暖な地方へ移動し、温暖化が進むと北にも活動範囲が広くなる。縄文時代には温暖で、海水面も高かった。東京あたりは海中で、もちろん人は住んでいなかった。

農業が進んだことでホモ・サピエンスたちは定住するようになり、この数千年の間に国が出来上がった。温暖化が進み海に沈む国や砂漠化が進む国に住む人達はその土地に居続けるためにコストを払わなければならない。また今後、間氷期がおわり寒冷期に入ると北国の人たちもその土地に居続けるためにコストを払わなければならない。

今現在、気候変動で問題になっていることは、国というものに縛られてしまったことで起きているとも言える。

ホッキョクグマは変動する気候の中、北へ行ったり、ヒグマと交雑しながら生存してきた。ホモ・サピエンスも今までそうしてきたが、文明が起き、生活の基盤が土地・国に縛られてしまったがゆえの問題の気がする。ワリを食ってしまった国は単独で生きながらえるのか。そもそもこの文明が数万年規模であり続けられるのかという懸念もあるが。

気候変動と言ってもたかだか100年程度のデータしか持っていない人類に対したことはできないとは思うが、国々が危機に直面したときに助け合うことができるのか心配。