最近、PowerMac MDD Dual 867MHzの調子が悪い。突然、「リブートしてください」というメッセージが良く出るようになった。Encore/MDX G4 Duet 1.8GHzも十年選手になろうとしているし、母体のPMACも一度、電源もコケたし、そろそろ寿命かなと考えていた。あるとき、虫が知らせたのか、暫く使っていなかったTemperature Monitorを立ち上げたところ、CPUの温度は今まで観たことのない七十数度になっていた。真夏でも六十数度までしか行かなかったはずなのに、これはヤバい。
蓋を開けて、埃を払い、電源を繋いでスイッチを入れたところ、Sonnetロゴ入りのCPUファンがぴくぴくしていた。とりあえず、ファンをぐるぐる回して、気合いを入れてやったらその日はがんばってくれた。しかし、翌日立ち上げて温度を測ると、あっという間に七十度越え。うーむ。近所のPC-DEPOTに行くと、2ピンのファンなんざ有りません、諦めてください(意訳)と言われた。そこで、ネットで探したところ、50mmベースで、12V、1.2Wのアイネックス OMEGA TYPHOON 50mm 薄型究極静音タイプ CFZ-5010L を見つけた。まあ、大丈夫でしょうという、何の保証もないまま、ぽちっとしてしまった。
こういういい加減な流れで何かをすると、大体どこかでトラブルものだ。トホホの源と言っていい。ところが今回は違った。とりつけても、何にも干渉せず収まり、最初からの懸念だった3ピンの処理も、写真のようにずらして接続して問題なし。なんということだろう。こんなにうまくいったことはないくらいのうまく行き方だった。
何時壊れるか分からないが、これでまだ暫くがんばってもらえそうだ。