今更ながら、macOS Sierraにアップグレードした。いままではなんと Mac OS X 10.9 Maverickだったのだから、いきなりマイナーバージョンを一気に3つも上げたことになる。一応、外付けにインストールして、幾つかの必須プログラムが動作することを確認したから、安心はしていた。
ところが、アップの理由のCUDA Toolkit 8.0の環境がまともに動かない。nvccを動かそうとすると、
nvcc fatal : The version ('90000') of the host compiler ('Apple clang') is not supported
とでてサポートしていないことを表示してくる。でもこれではどのバージョンならサポートするのかも分からない。nVidiaのサイトを調べてもどうにも拉致が行かない。仕方が無いので、AppleからCommand Line Toolkitを8.0から9.0までダウンロードして調べてみた。すると、8.0 - 8.2.1まではOKだが、8.3より新しいとコンパイラが新しすぎてサポート対象外となってしまうことがあきらかになった 。たぶん、Documen.nvidia.comかなんかには有ったのだろうが今は最新の文書しか見当たらない。
それで、Xcode 8.2.1とXcode9.2を併存させることにした。切り替えは、
sudo xcode-select -s /Applications/Xcode.app
としてやればよい。または、環境変数、DEVELOPER_DIR を指定してやっても動作する。
setenv DEVELOPER_DIR /Applications/Xcode821.app/Contents/Developer
この方が影響がそのTerminal上のSchell上だけで済むので良いかもしれない。
#しかし、Xcode 8.2.1のダウンロードとセキュア展開の時間のかかること掛かること。