2021年6月21日月曜日

感染対策

 尾美会長らが無観客開催を望ましいという提言を上げた。どうやってもそうでなければ日本は沈むという状況なのであれば仕方がないが、たいして心配になるような状況でもないのだから、この提言は、思考停止としか思えない。欧米各国のかつての悲惨な状況には全くなっていないにもかかわらず、医療が逼迫してしまう日本の医療現場の脆弱さが露呈して1年以上も立っているにも関わらず、全くといっていいほど状況を変えられない政府と医療のえらいさんがたは、現状のうまい汁を守りたくて仕方がないようだ。そのしわ寄せは人の命を守ることに使命をかけているごく一部の医療関係者の方々にいっている。

こんなに早くにワクチンができるなんて私は思っていなかったが、これはほとんど福音だ。これがなかったら本当に大変なことになったろう。

2021年6月1日火曜日

飛沫感染とパーティション

 先日、パーティションのビニールを高い位置に設置した結果、その内部でクラスターが発生したというニュースが有った。今回のケースは設置した人間がウィルスは外からしか来ないという仮定のもとに行ったのだろうか。起こるべくして起こったケースだとおもう。が、果たしてパーティションは必要なのか。直接来る飛沫はマスクでほぼ抑えられる。マスクから出てくるような細かい飛沫はおなじみのブラウン運動よろしく、ランダムに運動しながら空気の流れで自由に動き回る。人が立ち上がればそれによって流れが起きて撹拌され容易にパーティションを越えるだろう。で、今回のようにしてしまうと中でクラスターが発生する。多分マスクもせずに話していた人がいたのだろう。

換気が必要、それはそうかも知れないが、不用意に扇風機などで「撹拌」している店もある。上に向けるのならいざしらず横に向けているような店もあった。

マスクをすればだいぶ感染は抑えられるはず、現にこの冬シーズンではインフルエンザの患者はほとんどいなかった。それでもかかってしまうのは、ー仕方がないー。いままでインフル絡みで年間1万人以上もなくなっていたのに問題にもならなかったのが、日本でなぜそれよりも少ないCOVID-19でこんなに大騒ぎになっているのか。どれだけのインフルエンザの患者が治療も受けられずになくなっていたのか。日本の医療はもうほとんど脳死状態だ。