2025年1月20日月曜日

レコードプレーヤーの調整

 レコードプレーヤーについてあまり追求したことがなく、基本的な知識は知っていても、いろいろチェックしたりすることはなかった。非常に単純な装置だし、DIY的にやれることはないのかな、と思っていた。

先日あるレコードをかけてみたら明らかに遅い。それでもしかしたらと思い、弟が置いていったピンク・レディーのベスト盤を流しながら、同時にiTunesにある同じ曲を流してみた。そうしたらあからさまに速度が違うことがわかった。先日ゴムは変更したのでモーターがだめになったのかなと思ったが、ちょっと足掻いて検索してみた。するとこんないい加減なプレーヤーでもモーター速度調整ができることがわかった。ただ2.4mmくらいの細い精密ドライバーでないと入らないような穴にあるので難儀した。よくある先端だけ交換するタイプだと太すぎてはいらない。ともあれ、ドライバーでぐりぐりして最終的に、33.2rpmくらいまでいったところで終わりにした。このとき、RPM Speed and Wowという無料Androidアプリが実に助けてくれた。ターンテーブルに置くだけでrpmを測ってくれる。すごいね。

でもこのあと、変なノイズに悩まされ、色々やった結果、モーターの調節ネジをグリグリ押したために、モーターのヘッドが少し浮いてしまい、ターンテーブルの裏に当たって音が出ていたことがわかった。モーターのネジ止めにはゴムワッシャーが噛ませてあって、それでちょっと動くらしい。もっとクリアランスを大きめにしてくれればよかったのに。

今は快適。