2025年12月25日木曜日

mediaWIKI on MAMP for MacOS

 過去十年間以上の、色々調べたりしたことを自分のサーバー上のWIKIで管理してきた。なかなか便利で、図や数式も入れられるので気に入っていた。検索も出来るし。

ところが、いきなり(でもないけど)サーバープロバイダがサービスを終了するとのことで、店じまいをすることとなってしまい、サーバーが無くなってしまったのでWIKIも行き場所を無くしてしまった。とりあえずバックアップはあるので、ParallelsなどでCentoOSを動かしてローカルに構成しようと思った。

ところが、母艦のMac MiniはArmなので、思いの外手間取って初手でうまくいかなかったのでほったらかしにしていた。

で、バイクのオイルを最後に交換したのはいつだろうと記憶をたどったがちゃんと覚えていない。まあそういうときのための外部記憶としてのWIKIだったので、復活させなければならない理由が出来た。

なんかWIKI界隈を調べてみたら、MAMPというローカルにサーバーシステムを構築するアプリがある事を知った。データベースとPHPが動き、phpAdminなどの管理ツールも動くとのこと。じゃあ、この上でmediaWIKIを動かせば丁度良いと思った次第。

WIKIのフォルダーのフルバックアップと、mySQLのバックアップを展開し、phpAdminでmySQLに読み込み、WIKIのLocalSettings.phpを最新のMediaWIKI 1.44に追加して動かしてみたところ、TableのWikidb.memoactorが無いという。actorという接尾文字が付くテーブルがmySQLに無いらしい。元々無かったので調べてみた。なんとかactorというテーブルは新に追加されたのだそうだ。私が使っていたmediaWikiは1.28.2。使おうとしたのは1.44.2。大分古いのでmaintenance/update.phpもエラーを出す。ただエラーメッセージに1.35以降でないとだめよ、とあったので、1.35をダウンロードして2段階でupdateしたところ何の問題も無く、テーブルも追加され、ちゃんと動くようになった。

私はついつい動くから新しくしなくてもいいやと思ってしまい、ほったらかしにする傾向があるが、この手のアプリは順次アップグレードしていかないと、サポートが無くなってしまうことがあるので注意しないといけないと心に言い聞かせるとともに、MAMPいいじゃん、と思うのであった。