緊急停止で、制御棒を入れることに成功したのだが、その後の冷却が、停電やら緊急ディーゼル電源のタンクが津波で流されたりして、ままならなくなった。そのため、燃料棒が加熱して、溶け出し始めているのだ。水が蒸発して空気中にむき出しになった燃料棒の外皮のジルコニウム合金が高温になって、水と反応して水素を発生しだしている。それで1,2,3号炉の建物が爆発してしまった。いまは中身がむき出しの状態になっている。
冷やせばいいのだが、最初から海水をジャバジャバ入れてしまえば良かったのに、炉をオシャカにするのが怖くて出来なかったのが敗因だ。
今では、炉心の隔壁内部から出てくる水蒸気にまじる放射性物質のせいで近づくことも困難になっている。沸騰型軽水瑠だからなあ。
旨く冷やせなかったら、コンクリで固めてしまうしかないのだろう。
大変なことになった。
大変なことになった。
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