2013年4月28日日曜日

お天気お姉さんの第三話で収斂火災の話が出た。あり得る話だしと思ったけれど、オフィスビルでの火災とビニールハウスの火災は色々と「物理的」に納得できない。
収斂火災においては、焦点の位置と集光された熱量が重要となろう。きちんと光学的に設計された光学レンズとは異なり、円柱状のトロフィーでは焦点は一つではなく、円柱物への光の入射角度によって異なる。円柱の中心辺りに入射した光は遠くで焦点し、脇に行くにしたがり近くに焦点する。また、熱量は、そこに集中している光の量で決まる。円柱物の中心辺りに入射した光は遠くに焦点するが、その位置は円柱物への入射位置によって大きく異なってくる。つまり集中する熱量が分散されているため温度はなかなか上昇しない。実際の事例についてもドラマのように離れた場所への火災は無いようだ。
ググったら、福岡市消防局が実験してた。おみごと。
まあ、深夜枠のドラマだし、目くじらたてるほどのことではないこと、だよね。でも期待してたんだけどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿