2014年9月25日木曜日

巨大災害

NHKスペシャルメガディザスター、先日やっと録画していたのを見終わった。ちょっとがっかりしたのが第一印象だった。新しい知見などはあまりなくて、いままでの焼き直しかなという印象を受けた。第四集でのマグマの噴出口が50cm程度だったというのは凄く驚いたが。結局、いろんな学者が将来の危機の可能性について言及して、危機感をあおっているだけのような印象しか感じなかった。同じ方程式を使う気象物理と気候物理。気象物理による予報が数日でも当たらないのにどうして遙に長いスパンの気候物理でちゃんと予報できるというのかよく分からない。数学的に連続性とか有界性とかが担保されていればまだ分かるのだが、たぶん数学者は手を出してないのでは。あいかわらず氷河が海に落ちていく、何千年も同じように続いている画像を温暖化の象徴のように使っているし。数百メートルずれれば降水量も桁が違ってしまうような状態なのに、1km刻みのシミュレーションなら十分みたいな言い方をしているのもホントに分かっているんかい、と突っ込みたくなる。
地震波によるトモグラフィなんてとうの昔にやってるのかと思っていたけど、やってなかったなんてちょっとどうよって思うし。
文句ばっかかいたけど、さらに優秀な人材や別分野の人材がこの分野に興味を持ってもらって被災者をできるだけ少なくなるように頑張って貰いたいとは思ってる。地物出身だし。

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