光の偏光、英語でPolarizationはなかなか難しい概念かもしれない。
先日、うちのレコーダーが勝手に録画したひるのバラエティに中条あやみさんが出ていた。中条さんが出てるんじゃしかたがないのでつらつらと見ていたら、科学実験の○○さんと言う人が出ていた。その人の説明に、光の偏光と、偏光フィルターの話がでて、フリップで図示されていた。
そのフリップには偏光フィルターを示すスリットが図示されていて、「ある特定の方向から来る光だけが透過できる」と書いてあった。っておい!(児島風に)
チョット考えれば説明に無理があるのが分かるだろう。
光が横波である事はよく知られている。何らかの変位(光では電場、磁場)が進行方向に対して垂直な面内で振動しているわけだ。この時振動の方向は様々なのが普通の光だ。この時、ある方向にのみ揃う場合がある。これが偏光という状態だ。先の偏光フィルターはスリット状になっていてスリットと同じ方向に偏光していないと透過しないという原理になっている。方向は関係ない。ちなみに光は反射すると偏光軸が水平になるので、水平偏光している。だから鉛直方向にスリットがある偏光フィルターを使うと反射波をカットできる。
ぜんぜんちがうじゃん。
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