最近、学校の教室のような場所での飛沫感染を避けるという意味合いで、席の間を開けたり、換気のために窓を開けたりということが推奨されているようだ。
確かに教室内で発生した飛沫は窓を開ければ少なくはなるだろう。でも空気というのはそんな単純なものではない。特に人の周りの流れというのは、レイノルズ数で言えば1万程度あり、すぐに渦になってしまう。扇風機を窓の近くで回しても、その近くで渦ができて循環してしまうので、空気の入れ替えなどには寄与しない。逆に外からの風が、落ち着いている教室内の空気を余計に撹拌してしまうこともあり、そちらの方がヤバイとおもう。
一番いいのは、教室に負圧をかけなおかつ床から天井に常時空気を流す、いわゆる半導体などの施設の様なものが良いのだろうけど。そこまでしますか。
今後の分析にもよるとは思うけど、日本におけるSARS-Covit2の被害は通年のインフルエンザの被害、つまり死亡者数がかなり少ない。死因がインフルエンザの人数は3千人程度だから。ただ今年の死亡者数はどのくらいだったのだろうか。だいぶ少なかったのではないだろうか。発表が待たれる。
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