SkyWatchers社製の経緯台AZ-GTiは、自動導入できるスグレモノ。デフォルトではスマホアプリでWiFi経由で制御する。しかし、ゆくゆくは望遠鏡のそばではなく温かい部屋でコーヒーなど飲みながらコントロールしたい。そのためにはPCにUSBで接続できるようにしたい。WiFiをPCとAZ-GTiの接続に使ってしまうと、他のPCとWired PCとの通信がWiFiでできなくなってしまうからだ。
そのためにSkyWatchers社製のUSB Serialドングルを購入した。それが届いたので早速PCつまりMacでWiredで制御しようとした。OSはMonterey。ところが全然認識しない。/Library/Extentions/を除くとProlificのドライバがあるが1.16だかの古いもの。そこでProlific社からドライバをダウンロードしようとしたところ、BigSurまでの記述しかない。若干の不安を押し殺しながら最新のドライバーをインストールしてみた。Mojaveだかの辺りからシステム領域へのインストールの試みに対し、いろいろエラーが出るのはおなじみ。コンパネでセキュリティタブで認可してインストール完了。ところが全然認識されない。Extensionsにも新しいドライバが入っていない。
これはそういうことだと観念して、Catalinaあたりに戻すことにした。先日のTime Machineからの復旧で大変だったが、今は各バージョンのmacOSにアクセスできるようになっている。今回はたまたまCatalinaのインストーラがあったのでそれを使う。
Montereyのディスクフォーマットはちょっと変わっているらしく、Catalinaなどの古いmacOSではディスクユーティリティでもメインディスクが表示されない。現状MontereyがインストールされているmacからCatalinaまでダウングレードさせる手順は以下の通りだった。
- 最新のmacOSをインストールするのリカバリモードに入る。(Opt+Apple+Shift+R)
- ディスクユーティリティで消去する。
- 適当な外付けディスクにmacOSとCatalinaインストーラを入れてそこから起動させる。
- Catalinaのインストーラでインストールする。
- TimeMachineからユーザデータを復旧する。
ちなみにKStarsのIndi GUIではPlserだかの名前でポート名が表示されるようだ。
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