論文執筆用プログラム、TeXシステムは御大、Don Knuth先生のシステムから大分変更されて、最近はTeXShopに集約されてしまって、コマンドラインでちまちまやっていた頃の頭のおっさんには、ちょこちょこ困ることが多いので、備忘録。
自分専用の文献データベースファイル、BIBファイルや論文書式のSTYファイルなど自分の所だけに置いていきたい物がある。以前は、TEXINPUTSなどの環境変数で置いてある場所を指定したのだが、TeXShopを使ってみると、どうも環境変数は参照していないらしい。困ってしまって調べてみると、texmf.cnfファイルに記述があった。どうも、個人用のファイルは、~/Library/texmf以下(Mac OSXの場合)に置くべきらしい。
それで、自分のファイルをそこにコピーしようとしたら、なんと、既にそこにいくつか置いてあった。それで、古くから使っているデータベースの参照エラーが出なかったのだ。なんか妙だなと思っていたらそういうことだったのか。自分でちゃんと設定しておいたのに、いつの間にやら忘れていたらしい。ああ、やだねぇ。
2016年12月13日火曜日
2016年12月8日木曜日
Deep Learningって
日本語で深層学習と訳しているこの言葉は、最近ニュースとかで良く耳にする。AIとか機械学習、エキスパートシステムとか言われていた分野だが、新しい言葉、深層学習というのをあてがって、今までとは違う感を出そうとしてる。ただ、事例を聞いていて違和感がぬぐえない。
先日聞いたのは、キュウリ農家の選別作業をディープラーニングさせて、自動的に選別できるようにするという話。これはニューラルネットかなんかに、教師付学習をさせているだけではないのか。ならば昔からある話で、目新しいのは、画像認識によって学習パラメータを抽出させている部分ではないのかなあ。機械学習の分野では最先端のIBMで説明されている深層学習の説明によれば、目的を達成させるために必要なパラメータは何なのかを見つけ出し、それらをどう組み合わせれば良いのかを見つけ出すものと理解できる。最初から、形、大きさなどのパラメータ指定して抽出させていたら、深層学習とは言えないと思う。
いろんなところの説明を読んだけど、どっかのまとめサイトではないけど、納得できない物があらかたの中、さすがIBMのは納得。
https://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-machine-learning-deep-learning-trs/
先日聞いたのは、キュウリ農家の選別作業をディープラーニングさせて、自動的に選別できるようにするという話。これはニューラルネットかなんかに、教師付学習をさせているだけではないのか。ならば昔からある話で、目新しいのは、画像認識によって学習パラメータを抽出させている部分ではないのかなあ。機械学習の分野では最先端のIBMで説明されている深層学習の説明によれば、目的を達成させるために必要なパラメータは何なのかを見つけ出し、それらをどう組み合わせれば良いのかを見つけ出すものと理解できる。最初から、形、大きさなどのパラメータ指定して抽出させていたら、深層学習とは言えないと思う。
いろんなところの説明を読んだけど、どっかのまとめサイトではないけど、納得できない物があらかたの中、さすがIBMのは納得。
https://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-machine-learning-deep-learning-trs/
2016年10月27日木曜日
キーボードの掃除
Happy Hacking Keyboard Professional2を何年も使っている。年に一度程度、キートップを全部外して、中にたまったゴミを掃除していた。結構骨のおる仕事で、しかもキートップの支軸をおりそうで怖い。
先ほど、何気なくエアダスターで端の方のキーの隙間を吹き付けたら、中でゴミが動くのが見えた。それで、端から徐々に掃き出すように吹き付けたところ、中からなんかのカスやら髪の毛だとか埃がたくさん飛び出てきた。
これは簡単だ。あの苦労から解放されるのは嬉しい。
あらかた出てしまった気がするが、それでもこの目でキレイになっているのを見ないと安心できない気がする。
先ほど、何気なくエアダスターで端の方のキーの隙間を吹き付けたら、中でゴミが動くのが見えた。それで、端から徐々に掃き出すように吹き付けたところ、中からなんかのカスやら髪の毛だとか埃がたくさん飛び出てきた。
これは簡単だ。あの苦労から解放されるのは嬉しい。
あらかた出てしまった気がするが、それでもこの目でキレイになっているのを見ないと安心できない気がする。
2016年10月3日月曜日
Macのウィンドウが画面から外れて動かせなくなった
たびたびあったのだが、解像度を高くしたりして難を逃れていたこの現象。
マックは昔からウィンドウのサイズや位置を移動させるのに、ウィンドウの上の部分をクリック&ドラッグして移動させたり、クローズさせたり出来るようになっている。逆にこの部分が画面上に無いと、何も出来なくなってしまう。特にウィンドウの下の部分が少ししか見えないと全くなすすべがない。
ググったが、フリーウェアを使えと言うのしかみつからなかった。
でも、ありました。ウィンドウのどこでもOptionキーを押しながらクリック&ドラッグするとウィンドウのサイズは固定のまま移動させることが出来ました。
忘れないように、ココにメモっておく。
マックは昔からウィンドウのサイズや位置を移動させるのに、ウィンドウの上の部分をクリック&ドラッグして移動させたり、クローズさせたり出来るようになっている。逆にこの部分が画面上に無いと、何も出来なくなってしまう。特にウィンドウの下の部分が少ししか見えないと全くなすすべがない。
ググったが、フリーウェアを使えと言うのしかみつからなかった。
でも、ありました。ウィンドウのどこでもOptionキーを押しながらクリック&ドラッグするとウィンドウのサイズは固定のまま移動させることが出来ました。
忘れないように、ココにメモっておく。
2016年8月25日木曜日
今更、スネークマンショー。ちょっと調べてみた
盗聴エディに出てくる、やばいことしてるやつらを調べてみた。大半は分かっていたけど。
- 3人揃ってきてる細野と高橋と坂本。YMOのメンバー。
- 加藤もいる。トノバンこと加藤和彦。
- 成田から跳んできている、立花と中西とチカ。プラスチックスのメンバー。
- 博多から来た鮎川とシーナ。言わずと知れたシーナ&ザ・ロケッツのふたり。
- 初めての小林と伊武と桑原。
- 外で待ってる田中。たぶんYMO増殖ミキサーの田中ミチタカ。
- 夫婦で13万の久保田とサンディー。サンディ&サンセッツのふたり。
- ちゃんとお金を置いていった梅林と羽山。EXの梅林茂と羽山伸也のふたり。
2016年7月15日金曜日
CUDA for Mac
久々にGPU Computingしようと、自分のマシンを覗くと、/Developer/GPU Computing/とあり、タイムスタンプは2010年となっている。かなり古い。と言うことで、最新にしてみる。
まず、
https://developer.nvidia.com/cuda-downloads
にアクセスし、network installを選択し、dmgファイルをダウンロード。
次に、CUDAMacOSXInstaller.appを起動し、License Agreementに同意。
3つのパッケージを確認してクリック。
おっと、Package manifest parsing error!だそうだ。ぐぐってみると、どうもnetwork installは駄目なようだ。気を取り直して、local install版のdugファイルをDLする。1GBあるので時間がかかる。
同じようにして、インストールが無事始まる。
まず、
https://developer.nvidia.com/cuda-downloads
にアクセスし、network installを選択し、dmgファイルをダウンロード。
次に、CUDAMacOSXInstaller.appを起動し、License Agreementに同意。
3つのパッケージを確認してクリック。
おっと、Package manifest parsing error!だそうだ。ぐぐってみると、どうもnetwork installは駄目なようだ。気を取り直して、local install版のdugファイルをDLする。1GBあるので時間がかかる。
同じようにして、インストールが無事始まる。
以下のような場所にそれぞれインストールされた。
Documents:/Developer/NVIDIA/CUDA-7.5/doc/pdf/
Samples: /Developer/NVIDIA/CUDA-7.5/samples/0_Simple/
Samplesを適当なところにコピーして、
% make
簡単に終了。ほんとにあっけなく。さすが。
2016年7月10日日曜日
IEEE Spectrum EARTH 2.0
また、IEEEのSpectrum Magazineが届いた。これは工学の世界のトピックをかいつまんで教えくれるので面白い。
特別号なのか、2冊届いたのだが、「Another Green World」と題された冊子の「THE HUNT FOR EARTH 2.0」が面白かった。内容はほぼ知っていたけど、宇宙望遠鏡のいろいろが網羅されて説明されているのは、ばらばらだった頭の中を整理してくれた。
ココで述べられているのは、地球に似た気候を持つ惑星がどのくらいあるのかどうか、を調べるためのツールとしての宇宙望遠鏡の話を、なぜそんなのが必要なのかという事だ。
2018年にの10月にJames Webb Space Telescope (JWST)が打ち上げられる。コレを使うと地球くらいの大きさの惑星を調べることが出来、尚かつ近赤外線が調べられるため、水や二酸化炭素、つまり大気の様子も調べられる可能性がある、と言うことらしい。
いやあ、わくわくしますね。
特別号なのか、2冊届いたのだが、「Another Green World」と題された冊子の「THE HUNT FOR EARTH 2.0」が面白かった。内容はほぼ知っていたけど、宇宙望遠鏡のいろいろが網羅されて説明されているのは、ばらばらだった頭の中を整理してくれた。
ココで述べられているのは、地球に似た気候を持つ惑星がどのくらいあるのかどうか、を調べるためのツールとしての宇宙望遠鏡の話を、なぜそんなのが必要なのかという事だ。
2018年にの10月にJames Webb Space Telescope (JWST)が打ち上げられる。コレを使うと地球くらいの大きさの惑星を調べることが出来、尚かつ近赤外線が調べられるため、水や二酸化炭素、つまり大気の様子も調べられる可能性がある、と言うことらしい。
いやあ、わくわくしますね。
2016年6月24日金曜日
Weird Request from LinkedIn
研究者向けの、SNSの一つである、LinkedInからは時々妙な人からつながりリクエストが届く。直接の知り合い以外からのリクエストは基本断っている。知り合いもやっている人がほとんど無いのでこのSNSは役には立っていない。
そのLinkedInに時々、BankerやFinancial xxxみたいな人から、ホントに世界のいろんな国からやってくる。あらかた妙なものなんだろうけど、今日届いたのにはぶったまげた。現役の米国日本全権○使からのお友達リクエスト。プロフィールを見ると、写真も貼ってあって本物っぽいが、アカウントが名前+妙な数字の羅列なので、いかにもな感じ。写真は調べたら英語版WikiPediaから編集したものだった。うーむ。
これはいくらなんでも本物では無いよな。でも本物だったら失礼だよな。どーしよ。って本物の訳あるかぃ!
そのLinkedInに時々、BankerやFinancial xxxみたいな人から、ホントに世界のいろんな国からやってくる。あらかた妙なものなんだろうけど、今日届いたのにはぶったまげた。現役の米国日本全権○使からのお友達リクエスト。プロフィールを見ると、写真も貼ってあって本物っぽいが、アカウントが名前+妙な数字の羅列なので、いかにもな感じ。写真は調べたら英語版WikiPediaから編集したものだった。うーむ。
これはいくらなんでも本物では無いよな。でも本物だったら失礼だよな。どーしよ。って本物の訳あるかぃ!
2016年4月13日水曜日
CATV STBの謎
ケーブルテレビのSet Top Box, いわゆるSTBで録画したりしているわけだが、恐ろしいことが起きてしまった。
Foxムービーの映画を撮ったら、映像は問題ないのに、音声が周期的にノイズが入って途切れてしまう。5つのシリーズ物なのだが、それらほとんど全部が同じような状態だった。
仕方が無いので、諦めていたら月が変わって再び放送があったので同じように録画してみた。また同じだった。
先日また放送があったんで、今度は無圧縮で取ってみたところノイズは起きなかった。これは詰まるところ、圧縮プログラムのバグってヤツなんだろうな。サポートに電話したけど、そんな話は他では無いそうで。とはいうものの、そんなことを言いつつアップデートで改良されたりすることは良くあることなので、信じてはいない。
バグならバグでもいいんだけど、撮ってたものが、ものだったので、ちょっと気味が悪かった。フレディ・クルーガーのせいかと思った。
One Two, Freddy come for you, Three Four ...
Foxムービーの映画を撮ったら、映像は問題ないのに、音声が周期的にノイズが入って途切れてしまう。5つのシリーズ物なのだが、それらほとんど全部が同じような状態だった。
仕方が無いので、諦めていたら月が変わって再び放送があったので同じように録画してみた。また同じだった。
先日また放送があったんで、今度は無圧縮で取ってみたところノイズは起きなかった。これは詰まるところ、圧縮プログラムのバグってヤツなんだろうな。サポートに電話したけど、そんな話は他では無いそうで。とはいうものの、そんなことを言いつつアップデートで改良されたりすることは良くあることなので、信じてはいない。
バグならバグでもいいんだけど、撮ってたものが、ものだったので、ちょっと気味が悪かった。フレディ・クルーガーのせいかと思った。
One Two, Freddy come for you, Three Four ...
2016年2月28日日曜日
Atlas
https://www.youtube.com/watch?v=rVlhMGQgDkY
Google傘下になって元気らしい、Boston Dynamics社の新しい人型ロボット、アトラスのお披露目があった。4つ足で運搬用のBig Dog同様、けっこうどつかれても倒れない。雪のうっすら積もった山道を歩いても転ばない。荷物もよっこいしょと持ち上げられる。なんかすごいな。ボルトよりも速く走れるチーターもいるらしいし。
最後にドアを開けて出ていくのは、ちょっと象徴的だけど、怖い。スカイネットも近いのか。小さいけど、ターミネーターに見えてくるなぁ。
日本のロボットはどうなってるんだろう。
Google傘下になって元気らしい、Boston Dynamics社の新しい人型ロボット、アトラスのお披露目があった。4つ足で運搬用のBig Dog同様、けっこうどつかれても倒れない。雪のうっすら積もった山道を歩いても転ばない。荷物もよっこいしょと持ち上げられる。なんかすごいな。ボルトよりも速く走れるチーターもいるらしいし。
最後にドアを開けて出ていくのは、ちょっと象徴的だけど、怖い。スカイネットも近いのか。小さいけど、ターミネーターに見えてくるなぁ。
日本のロボットはどうなってるんだろう。
2016年2月27日土曜日
ドイツと日本の生活、経済
敗戦国なのに日本とドイツという国は、現在は経済大国である。日本の方がGDPとか上だが人口も多いので、一人あたりではドイツの方が上だ。
90年代の中頃にドイツに住んでいたとき知ったのだが、大概のサラリーマンは金曜日になると午前だけ仕事して、午後になるとみんないなくなってしまう。どこに行くのかというとスーパーに買い出しだ。だから金曜午後の2時頃は混み混みだ。週末のお出かけのために食料を買い出しに行くのだ。
スーパーなどの商店は基本日曜日は休みだ。開いているのはガソリンスタンドだけだ。
また、年間30日の有給がドイツ国民には与えられており、しかもそれは取らなければならない。取ってない従業員がいると、会社に通達が行き、とらせないとペナルティが課せられると聞いた。実際、通達が同僚に届き、そいつは12月に入ったら早々にクリスマス休暇を取ってギリシャに旅立っていった。30日というと6週間なのだからすごい。
なぜドイツはこんなに効率が良いんだ。
埋め合わせをトルコ人や在独外国人が頑張ってるんだ、などと笑い話のネタにしていたが、どうもそれだけではなさそうだ。
ドイツに赴任する際に、3人のうち1人にしか労働ビザが下りなかった。どうしてなのかを調べて貰ったら、2人の担当の審査官が休暇を取っていたので遅れているのだそうだ。担当はアルファベット順に決まっていて、休みなら他の人が代わってしかるべきだろうと、日本人である私は思ったが、ドイツ人はそうではないらしい。
また、家族を呼び寄せた後、すぐに必要な家具はイケアなどでそろえた。その場で持って帰れるので便利だよと、古株の駐在員に教えて貰ったからだ。ただ、せっかくなので良いものだと評判のドイツの家具を欲しいと思った。でお店に行って、気に入った物があったのでお願いしたら、6週間掛かると言われた。しょーがない。これがドイツだと言われた。日本ではこんなことはないなぁと思った。
一方、日本では、大手スーパーが朝早くに来るであろう客のために7時開店したり、昔は正月はデパートも休みだったのに、今では正月からやっている。利用する側からすれば、便利は便利だけど、小売り・流通業は大変だよなあと感じてた。
最近、ふと気がついた。
ドイツでは、客が我慢している。手に入らなくても我慢している。その分、働いている側は自分のペースで仕事が出来てる。かたや、日本では、働き手が我慢して、普通なら3日かかる納期を2日に短縮したり、客も来ないのに朝の7時から開店したり、客の便宜を図っている。多分に無理で無駄な時間が多いのだ。
日本は、もっと仕事から自由な時間を取り戻すべきだが、そのためには、客が我慢する必要があるのだ。手に入らなくても待つ。そんなメンタルを手に入れる必要があるのでは無いだろうか。
我慢しすぎて、ドイツ人みたいに縦筋が深くなるのはちょっと嫌だが。
90年代の中頃にドイツに住んでいたとき知ったのだが、大概のサラリーマンは金曜日になると午前だけ仕事して、午後になるとみんないなくなってしまう。どこに行くのかというとスーパーに買い出しだ。だから金曜午後の2時頃は混み混みだ。週末のお出かけのために食料を買い出しに行くのだ。
スーパーなどの商店は基本日曜日は休みだ。開いているのはガソリンスタンドだけだ。
また、年間30日の有給がドイツ国民には与えられており、しかもそれは取らなければならない。取ってない従業員がいると、会社に通達が行き、とらせないとペナルティが課せられると聞いた。実際、通達が同僚に届き、そいつは12月に入ったら早々にクリスマス休暇を取ってギリシャに旅立っていった。30日というと6週間なのだからすごい。
なぜドイツはこんなに効率が良いんだ。
埋め合わせをトルコ人や在独外国人が頑張ってるんだ、などと笑い話のネタにしていたが、どうもそれだけではなさそうだ。
ドイツに赴任する際に、3人のうち1人にしか労働ビザが下りなかった。どうしてなのかを調べて貰ったら、2人の担当の審査官が休暇を取っていたので遅れているのだそうだ。担当はアルファベット順に決まっていて、休みなら他の人が代わってしかるべきだろうと、日本人である私は思ったが、ドイツ人はそうではないらしい。
また、家族を呼び寄せた後、すぐに必要な家具はイケアなどでそろえた。その場で持って帰れるので便利だよと、古株の駐在員に教えて貰ったからだ。ただ、せっかくなので良いものだと評判のドイツの家具を欲しいと思った。でお店に行って、気に入った物があったのでお願いしたら、6週間掛かると言われた。しょーがない。これがドイツだと言われた。日本ではこんなことはないなぁと思った。
一方、日本では、大手スーパーが朝早くに来るであろう客のために7時開店したり、昔は正月はデパートも休みだったのに、今では正月からやっている。利用する側からすれば、便利は便利だけど、小売り・流通業は大変だよなあと感じてた。
最近、ふと気がついた。
ドイツでは、客が我慢している。手に入らなくても我慢している。その分、働いている側は自分のペースで仕事が出来てる。かたや、日本では、働き手が我慢して、普通なら3日かかる納期を2日に短縮したり、客も来ないのに朝の7時から開店したり、客の便宜を図っている。多分に無理で無駄な時間が多いのだ。
日本は、もっと仕事から自由な時間を取り戻すべきだが、そのためには、客が我慢する必要があるのだ。手に入らなくても待つ。そんなメンタルを手に入れる必要があるのでは無いだろうか。
我慢しすぎて、ドイツ人みたいに縦筋が深くなるのはちょっと嫌だが。
2016年2月7日日曜日
田所博士
「人間の直感力とイマジネーションは、厳密な意味では科学の中には受け入れられない。にもかかわらず、近代科学を、或いは近代数学を飛躍させてきたのは、じつにこの二つの力なのだ」[日本沈没上p325]
小松左京って、あらためて、すごいねぇ。
小松左京って、あらためて、すごいねぇ。
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