2023年10月17日火曜日

The First ATP Tour-level VICTORY

 望月慎太郎選手がやっと20才で、ATP Tourレベルでの初勝利を上げた。本当に長かったと思う。ジュニアでウィンブルドン優勝を果たし、非常に期待されていた中でなかなか勝利に繋がらなかった。インスタで流れてきてそれを知った。

で、ちょっと調べたところ、Nadalって15歳で勝ってるんだね。驚き。でも初優勝までは19歳までかかった。

そして、錦織圭選手はどうかというと、2007年7月にRCA選手権で初勝利を上げその勢いでベスト8まで登っていった。ということで、17歳と6ヶ月で初勝利を上げている。その後、18歳1ヶ月でデルレイビーチ選手権で優勝。すごいこと。

今、改めて彼の業績やプレーを思い返すに、あのビッグ4が君臨していた中で、最高位4位まで上がり、常にトップ8に入っていたあの何年かは本当にすごかった。最近若手が台頭してきているけど、やはりあの頃の試合と比べると、どうしても見劣りがしてしまう。本当にすばらしい21世紀初めのレジェンドたち。

2023年10月2日月曜日

The "The Princess Bride" quote in "Unsettled" by S. Koonin

 最近、というか昨日からぼちぼちこの本を読みだした。邦訳は「気候変動の真実」。ちゃんとした物理学者らしい方が書いたこの本に興味を持ち、図書館で借りてきた。

中身についてはまだまだ序盤だけしか読んでないけど、日頃思っていた「温暖化教」化したこの風潮に違和感しか感じていなかった私にはちょっとうれしい印象を受けた。

その中身とは関係ないところで気になって調べた事があるので、せっかくなのでここに書いておく。

気候とは全く関係ないセンテンスが妙に気になって調べた。それは「はじめに」の第3パラグラフで出てくる、”「科学」が言っているのはそういうことじゃないと思う”というところだ。これは訳者によると「プリンセス・ブライド・ストーリー(The Princess Bride)」のセリフの一節の引用だとのこと。これは一体どういうものなのかが気になった。

なかなかググっても出てこないので難儀したが、このクーニンさんの講演会の紹介文があってそこ書いてあってわかった。

映画を見てないので説明はできないが、Vizziniがしょっちゅう"inconceivable"という言葉を使っていて、それに対し、Inigo Motoyaが辟易して、"You keep using that word. I don't think it means what you think it means"といったこれを引用していたのだそうだ。なるほどね。訳者によると一時期これは巷ではやっていたのだそう。

2023年8月4日金曜日

気候変動と国

気候変動は万年のオーダーで起きている。寒冷化が進むと動物もホモ・サピエンスは温暖な地方へ移動し、温暖化が進むと北にも活動範囲が広くなる。縄文時代には温暖で、海水面も高かった。東京あたりは海中で、もちろん人は住んでいなかった。

農業が進んだことでホモ・サピエンスたちは定住するようになり、この数千年の間に国が出来上がった。温暖化が進み海に沈む国や砂漠化が進む国に住む人達はその土地に居続けるためにコストを払わなければならない。また今後、間氷期がおわり寒冷期に入ると北国の人たちもその土地に居続けるためにコストを払わなければならない。

今現在、気候変動で問題になっていることは、国というものに縛られてしまったことで起きているとも言える。

ホッキョクグマは変動する気候の中、北へ行ったり、ヒグマと交雑しながら生存してきた。ホモ・サピエンスも今までそうしてきたが、文明が起き、生活の基盤が土地・国に縛られてしまったがゆえの問題の気がする。ワリを食ってしまった国は単独で生きながらえるのか。そもそもこの文明が数万年規模であり続けられるのかという懸念もあるが。

気候変動と言ってもたかだか100年程度のデータしか持っていない人類に対したことはできないとは思うが、国々が危機に直面したときに助け合うことができるのか心配。

2023年4月20日木曜日

KStars + macOS + AZ-Gti Wired

SkyWatchers社製の経緯台AZ-GTiは、自動導入できるスグレモノ。デフォルトではスマホアプリでWiFi経由で制御する。しかし、ゆくゆくは望遠鏡のそばではなく温かい部屋でコーヒーなど飲みながらコントロールしたい。そのためにはPCにUSBで接続できるようにしたい。WiFiをPCとAZ-GTiの接続に使ってしまうと、他のPCとWired PCとの通信がWiFiでできなくなってしまうからだ。

そのためにSkyWatchers社製のUSB Serialドングルを購入した。それが届いたので早速PCつまりMacでWiredで制御しようとした。OSはMonterey。ところが全然認識しない。/Library/Extentions/を除くとProlificのドライバがあるが1.16だかの古いもの。そこでProlific社からドライバをダウンロードしようとしたところ、BigSurまでの記述しかない。若干の不安を押し殺しながら最新のドライバーをインストールしてみた。Mojaveだかの辺りからシステム領域へのインストールの試みに対し、いろいろエラーが出るのはおなじみ。コンパネでセキュリティタブで認可してインストール完了。ところが全然認識されない。Extensionsにも新しいドライバが入っていない。

これはそういうことだと観念して、Catalinaあたりに戻すことにした。先日のTime Machineからの復旧で大変だったが、今は各バージョンのmacOSにアクセスできるようになっている。今回はたまたまCatalinaのインストーラがあったのでそれを使う。

Montereyのディスクフォーマットはちょっと変わっているらしく、Catalinaなどの古いmacOSではディスクユーティリティでもメインディスクが表示されない。現状MontereyがインストールされているmacからCatalinaまでダウングレードさせる手順は以下の通りだった。

  1. 最新のmacOSをインストールするのリカバリモードに入る。(Opt+Apple+Shift+R)
  2. ディスクユーティリティで消去する。
  3. 適当な外付けディスクにmacOSとCatalinaインストーラを入れてそこから起動させる。
  4. Catalinaのインストーラでインストールする。
  5. TimeMachineからユーザデータを復旧する。
以上。この状態でCatalina用のProlific USB to Serial Driverをインストール。めでたく最新のドライバがExtensionsフォルダにインストールされる。

ちなみにKStarsのIndi GUIではPlserだかの名前でポート名が表示されるようだ。

2023年1月23日月曜日

MacBook Pro (late 2015)のTime Machineからの復旧

 先日、掲題のmacの内蔵SSDをアップグレードする記事を偶然見つけた。Amazonでぐぐって、1テラの安い1万円くらいのSSDと、アダプターを購入し、組み込んでみた。

立ち上がるし、ちゃんと認識もされているが、Time Machineからのバックアップ復旧ができない。どうもMontereyあたりから、システムのバックアップがされていないようだ。TMディスクのバックアップフォルダに"DATA"とついていたのはそういう意味だったのだ。以前ではリカバリ手順の中でTMが選択できたが、今はシステムが見つかりませんと言われて復旧作業ができない。今は、ネットからシステムをダウンロードしてシステムをインストールした後に、TMにあるユーザーデータを復旧させるという手順になったようだ。これはとてもヤダな。ちょっと古いシステムで運用している場合、そのシステムを手に入れられないことになる。ちなみに、復旧にはいくつか選択肢があり、購入時のシステムを復旧させる場合と、互換性のある最新のシステムを復旧させる場合と、現在のシステムにする場合と3つあるらしい。

オリジナル:Option + Shift + Command + R

最新:Option + Command + R

現在:Command + R

まっさらの場合、現在というのはわからんよな。でもMontereyに戻せたので良かった。残り800GBとか出ると心に余裕が出るね。