2020年4月20日月曜日

Time Machineとの格闘

Time Machineとは、macOSについてるバックアップソフトのこと。今年に入ってからDroboのデータのバックアップに失敗し続けている。
最初は、RAID5でバックアップしようとしたところ、どうしても途中でコケる。別なケースを持ってきてもコケる。
4つのWD6TBディスクを一つにして18TBでバックアップしたところ一度はうまく行ったものの、その後データがコケてやり直し。
macOSのDisk UtilitiesでソフトウェアRAIDで12TBを2つにしてみたが、それも途中でハードウェアのエラーはないものの、書き込みエラーが発生してどうしても終わらない。
ずーーーーとトライしている中、どうもアイドル状態が続いた後、ディスプレイオフがかかるときに不具合が起きている事が数度あったことに気づく。
もちろん、省エネルギー設定はほぼオフ状態にしているのだが、ディスプレイオフは1時間とかに設定していた。
ちなみに、Time Machineは外付けディスクにバックアップするとき、すべてのアカウントがログオフ状態にすると、外付けディスクがautomountから外れてOff Lineになり、バックアップを停止してしまう。だからいつもログイン状態で行っていた。
そこで、ディスプレイには申し訳ないが、ディスプレイは自動OFFにならないようにしてみたところ、途中で途切れなくなった。High Sierraだがこんな仕様だとしたらおかしいだろ。
ログインし、ディスプレイつけっぱなしの状態でTime Machineを動かしたところ、無事にバックアップが最後まで行った。うまく行けば日付のついたフォルダが作成され、Latestというリンクが作成される。長かった。
ちなみに、Time Machineは途中、シャットダウンしたり、マニュアルで停止したりしてもちゃんとResumeしてくれるが、途中でエラーで止まったりすると、inProgressフォルダの中に、たくさんのフォルダがたまるだけで、うまく処理できない。なので、エラーで止まったりした場合、inProgressフォルダを消さなければならないようだ。
7TB以上もデータが有ると1週間はかかる。Thunderbolt1.0なのであまり速くはない。
今回の格闘で知らなくてもいいようなことがいろいろわかった。でも虚しさしかない。
俺の時間を返せ。

2020年4月6日月曜日

医者の外来対応

以前から不満だったのが、病院の待合室。
ゲホゲホしてる人も、そうでない人もごちゃまぜに同じところで待機している。これでは感染ってくださいといっているようなもの。総合病院でも同じだと思う。
感染症にかかっている人もそうでない人も同じところに詰め込むのを「普通」と思っているのがおかしい、と思う。
ドイツにいたとき、普通の町医者のところに、どうも麻疹と思われる患者を連れてきた婦人がいた。婦人もその可能性はわかっていたみたいで受付でその旨いったらしい。すると激怒したドクターが外に追い出した。そこではその手の感染症の専用の待合室があり、患者がかぶらないように完全に予約してから受け付けているのだそうだ。そのドクターはドイツ人だけど、カナダでPh.Dをとった人で英語も話せるので大使館の人とかがよく行くところだ。だからちょっと厳しいのかもしれないが、小さな町医者でもそのようにして病院での2次感染を防ぐようにしているのに、日本では総合病院でさえも、動線の分離すらできない。するつもりもないのだろう。
そろそろちゃんとするときなのではないの。

2020年4月3日金曜日

新型コロナウィルスの集団免疫

英国のジョンソン首相が言っていた集団免疫、だれかが言っていた人口の5,6割が免疫を持つことによって感染の流行が終了すると。
東京を例に上げると、今東京の人口が920万として、その6割とすると552万人。一年で収束させるとしたら、一日あたり1.5万人が感染しなければならない。この内2割が何らかの症状がでるとしたら、一日3千人のコロナ患者が発生しなければならない。この内、例えば2%が重症化し入院が必要となると、1日あたり60人の入院患者、ということになる。退院するまで10日かかるとなると、600床が必要となる。今東京都は700床確保と言っているから、ざっくりこういった筋書きで行こうとしているのだろうか。オーバーシュートが起きるとこのシナリオから外れることになる。すると救えただろう命が医療崩壊によって助けられなくなるわけだ。
今現在500床くらい埋まっているらしいけれど、厚労省の退院ルールが足かせになって元気になっても退院できないらしい。サッカー協会の会長がおっしゃっていた。
この話を聞いても、最初のクルーズ船にしても、厚労省ってやっぱり人材がいないというのがわかる。多分計算ができないんだろう。
厚労省の最初の目論見はSARSのように完全に封じ込めるつもりだったのだろう。それで厳しいルールを設けた。医師たちも飛沫感染だからと高をくくっていた人たちもいた。ところが思っていた以上に感染力が高く、クルーズ船で厚労省の人間が真っ先に罹患してしまったし、振り上げた手を下ろすことが、プライドが邪魔をしてできなくなっているんだろう。国会の答弁でもそんな雰囲気が感じられる。
なんで未知のウィルスに対して高をくくれたのか。テレビ番組にでて中国の前線で戦っている医師たちの警告に対しそんなに感染力があるはずがないとコメントしていた医療研究者にはおごりが感じられた。