2021年12月16日木曜日

EVとトヨタ

 トヨタ自動車がEV自動車の生産を2030年までに350万台までに増産するとの発表があった。マーケットは概ねそれを好感している感じだ。

マーケットだけでなくメディアではEVで立ち遅れたと随分に煽っているし、環境テロ団体のグリームピースにも槍玉に挙げられている。本当に理解しているのだろうか。航続距離がせいぜい4,500キロ程度では現在のガソリン車の変わりには到底ならない。充電池が空になれば何十分もかけて充電しなければならない。現状のガソリンスタンドで混んでるときには待ち行列が発生する。ガソリンを入れるのにたいして時間もかからないのにだ。

リチウムイオン電池は素晴らしいが、航続距離が長いニーズには到底値しない。これはハイブリッドと同じく「つなぎ」の技術だ。化石燃料からの脱却は正しい。これは気候変動など関係なく必要なことだ。最終的な目標は燃料電池車だ。そこに対してトヨタは優位に立っている。EVなんて言うものはモーターと電池を乗せればいいだけなのだから技術など必要もない。燃料電池車から燃料タンクを外してバッテリーをつければいいだけの話なのだから。出遅れた出遅れたとメディアが騒いでいるが、とんちんかんだよな。

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